2年前に初めて行った陶芸体験は今回と同じ9月末、その日は蒸し暑い一日でしたが、この度は10月中旬の気候という
肌寒さの感じられる陶芸製作にはうってつけのお天気。今回は駅からバスに乗らず全員歩いて陶房に向かいました。
酒文化探訪の会、今回は「秋の特別例会その1」と称し、お酒の持ち味を引き立たせる「酒器づくり」への再度の挑戦です。
そして「秋の特別例会その2『蕎麦屋酒の会』」に造った酒器を持ち込んで楽しもうとの魂胆。参加者はアドヴァイザー
の田中(達)さんを加えて13名、その内前回も参加した方は7名。また、酒文化探訪の会自体に初参加の方も3名いらっしゃ
いました。今回も、果たして2時間半で「酒文化を醸し出す道具」が仕上がるのか? 期待と不安が入り混じります。
しかし製作が始まるや否や、前回の参加者は2年も経っているのに体が覚えているのか、意外とスムーズな指さばき。
初めての方も先生方の言葉を真剣に聞きながら「それなり」の出来栄え。 前回は「猪口(ちょこ)」を造り出したらいつの間
にか「ぐい呑み」になっていたとか、「ビアグラス」を造り出したら思いもかけず「バケツ」になっていたとか、初めての
陶芸でいろいろ厳しい試練に見舞われましたが、今回は過去の貴重な体験を活かし、シンプルイズベストと割り切った
取り組み姿勢の方、いやいや前回の雪辱とばかり一途に土と格闘している方、かと思えば初体験でひとえに1作品のみの
「大作」に黙々と打ち込んでおられる方、と取り組み方は様々・・・。 各自造り上げた作品群から最終的に2点を選ぶので
すが、出来上がったものは皆、素晴らしい(個性的な?)作品ばかりでした。
ご参加の皆さん、焼きあがって自宅に届くまで約一か月、自分が造った作品で「蕎麦屋酒」を味わうのが楽しみ!待ち遠しい!
と異口同音に仰せでした。
■日 時 2018年9月26日(水) 14:00~16:30
■会 場 祖師谷陶房(世田谷区祖師谷6丁目)
■内 容 盃・猪口・ぐい呑み・片口・徳利・ビアグラス・焼酎グラスなどの酒器制作を体験しました。
■参加者 13名(内、女性1名) ※参加者名下記の通り(敬称略・50音順)
青木・伊豆・岩佐・金森・ 岸・小髙・佐々木・齋藤(和)・柴原・関口・田中(達)・永井・古屋
※今回はこの陶房に週に1回通っておられる田中(達)さまのアレンジにて実現できました。田中さまには当日もご同行戴き、
アドバイスや写真撮影を始め大変お世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます(因みに巻頭左右の写真は、
田中(達)さまが以前製作された作品です。見事!)
※尚、今回ご指導戴いた先生が陶房のご都合により当初予定から一部変更されております<(_ _)>
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